「美味しい」を食す
梨郷を探検しよう
南陽市は、赤湯・漆山・沖郷・金山・中川・宮内・吉野・梨郷の8つの地区があります。
今回は、おかひじきの発祥の地でもある梨郷地区を紹介したいと思います。
今回、私たちは市内循環バスとフラワー長井線を使い梨郷地区を訪ねてみました。
南陽市役所前から、南陽病院前まで中川地区バス(一律200円)に乗車します。
南陽病院前で西部地区バス(一律200円)に乗換、粡町入口で下車します。
最初に向かったのは、粡町入口の停留所から約800m(徒歩10分)の、龍雲院です。
看板が見えたら、左に曲がります。
ここ龍雲院は、梨郷小学校発祥の地です。明治の初めに寺小屋として使われていたそうです。また、少し離れた場所には、嘉暦二年大日板碑があります。
【嘉暦二年大日板碑(かりゃくにねんだいにちいたび)】
龍雲院裏山斜面に建つ、鎌倉時代末期の嘉暦2年(1327年)の凝灰岩製です。
高さは260cmで、嘉暦2年(1327年)の銘は、県内でも比較的古いものです。 山形県の文化財に指定されています。
龍雲院
住所: 〒992-0478山形県南陽市竹原655-1
電話: 0238-47-7424
龍雲院を後にし、次は梨郷神社に向かいます。
歩くこと約2㎞(徒歩20分)で、梨郷神社に到着です。
【梨郷神社(りんごうじんじゃ)】
明治43年2月17日に塩釜神社(砂塚地区)、八幡神社=神宮皇后(梨郷地区)、稲荷神社(竹原地区)、宮ノ浦八幡神社=応神天皇
八千鉾神社=毘沙門天(和田地区)の5つの神社を合併、新たに梨郷神社と改称し、大正7年に現在の地に遷座されました。
【正元元年大日板碑(しょうげんがんねんだいにちいたび)】
梨郷神社参道入口にあり、高さ257cmです。正元元年(1259年)の銘は県内最古といわれる板碑で、全国的にも古いものです。
県の文化財に指定されています。
梨郷神社
住所:〒992-0478 山形県南陽市竹原984
電話:0238-45-2180
そろそろ昼食にしたいと思います。今日のランチは、割烹 マルタです。
梨郷神社から、来た道を戻り茂出木商店を右折し約1㎞(徒歩13分)で到着です。
今回、私たちがいただいたのは『舟盛定食』と『海鮮丼』です。
新鮮な魚介類で、何を食べても美味しかったです。ペロッと食べてしまいました。
割烹 マルタ
住所:〒992-0478 山形県南陽市竹原2834-3
電話:0238-47-7651
営業時間:11時30分~14時00分
18時00分~23時00分
定休日:不定休(お問い合わせください)
お腹もいっぱいになったので、もう少し歩いてみることにしました。
お土産にも喜ばれる、砂塚のスコーン屋さん 千―せん―に向かいます。
割烹 マルタから、約2㎞(徒歩30分)で到着しました。
日本風にアレンジしたスコーン専門店です。体に優しい素材を使った定番スコーンや変わり種スコーンを販売しています。
季節限定品もあるそうです。
砂塚のスコーン屋さん千―せん―
住所:〒992-0476 南陽市砂塚2235-1
電話:050-1027-7678
営業時間: 9:30 ~17:00
定休日:日曜日・月曜日
帰りは、梨郷駅からフラワー長井線で帰ってきました。
美味しいものや、歴史のあるものが沢山あり新しい発見があった梨郷地区のまち歩きでした。
●番外編
【土平の大杉(どだいらのおおすぎ)】
梨郷地区の土平に、大きな杉があります。数多くの横枝をまとっていますが、下の方の枝には葉がありません。枯れて途中で折れた横枝が、弁慶の仁王立ちの往生を連想させます。
狭い平面の端で、身を下方に乗り出しながら踏ん張っており、斜面下方に向かう根がとりわけ力強く感じられます。なかなか印象的な大杉です。幹の周り6.5m、樹高はおよそ25mに達しています。南陽市の天然記念物に指定されています。
【りんごう市場 朝市】
4月~11月までの毎週日曜日の朝7時から朝市がおこなわれています。
梨郷地区で採れた野菜や、揚げたての総菜などが並び活気ある朝市です。